政府「南北シンガポール秘密接触は非公式的に認める」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.27 09:06
李明博(イ・ミョンバク)大統領が東南アジア巡回後初出勤した26日にも青瓦台は「南北首脳会談論議のためのシンガポール接触」に対して沈黙を続けた。李大統領が駐在した首席会議でも関連内容は一切論議されなかったとパク・ソンギュスポークスマンは伝えた。青瓦台と政府の外交安保ラインはシンガポール秘密接触そのものは非公式的に認めている。政府の核心関係者は「南北間の追加接触計画で決められたものは全くなく、首脳会談問題が浮上することは近いうちにはない」とし「シンガポール接触では互いの立場の違いが大きいという点だけ確認した」と述べた。北核問題解決のための首脳会談にならなければならない上、金正日総書記の答礼訪問形式が望ましいという韓国側の立場に北朝鮮が難色を示したという観測と一致する部分だ。
しかしそれ以外の部分に対し、政府関係者たちは緘口した。特に金養建(キム・ヤンゴン)労働党統一戦線部長に会った韓国側関係者が誰なのかについては「絶対秘密」とした。「接触事実と場所などがすべて明らかになった状況で、接触窓口に関する保安だけは守られなければならない」という雰囲気からだ。「過去に接触した人物が今後、再び接触することが大いにあり得るので、この部分だけは言うことはできない」ともいわれる。