ミュージカル「明成皇后」、日本で公演
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.09 09:57
ミュージカル「明成皇后」が8日に日本の地を踏んだ。熊本で恨みをにじませた歌と踊りを披露した。1895年10月8日の乙巳事変(閔妃殺害事件)で明成皇后が悲鳴に倒れてから114年になる日だった。このミュージカルは1995年に明成皇后殺害100周年を追慕するために初めて公演された。日本やロシアなど列強の角逐の中でも「朝鮮の国母」としての気概を守った明成皇后の人間的苦悩を盛り込んだ。韓国的なカラーが目立った作品として認められ、97年には韓国ミュージカルでは初めてニューヨークのブロードウェイに進出している。
熊本学園大学講堂で行われた公演は、本来2時間半の公演を1時間に縮約したハイライト版で演じられた。「華麗さ」よりも「真摯さ」に傍点を付けた。歴史に対する省察を込めた歌と踊りが観客を圧倒した。