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「国家代表」のハ・ジョンウ、「主演か助演か選ばない」(2)

2009.08.11 09:45
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頻繁な露出により「ともすればイメージが食傷するかもしれない」という懸念についても、「それは杞憂のようです」と言い切った。

「ご存じの通り、『ノーボーイズ、ノークライ』は観客動員1万3000人、『よく知りもしないで』は3万5000人、「素敵な一日」が35万人でした。映画界の人は私をよく知っていて食傷しているかもしれませんが、一般の観客にはハ・ジョンウはまだ見慣れない人だということでしょう。休む時間は多いです。恋人とデートする時間もしっかりあるし。これからもより多くの作品に出たいですね」

 
こうした点から「国家代表」もまた絶対あきらめられない作品だった。中央大学の先輩であり尊敬する演出家のキム・ヨンファ監督に作品出演の提案を受け、少しも悩まずに出演を決めた。この事実を後から聞いた所属事務所がスケジュール調整に苦労したというが、満足のいく選択だった。不人気種目のスキージャンプ選手らの血のにじむ挑戦と成功、ユーモアとウィットが心を動かした。

ハ・ジョンウは幼いときに米国に養子に出されたスキー選手のボブを演じる。母親を探すために韓国に帰化して国家代表スキージャンプ選手として生まれ変わる人物だ。スキージャンプの訓練もつらかったが、個人的にはネイティブスピーカーのように英語を発音しなくてはならなかったのが最も難しかった。撮影現場に英語コーチを常駐させ発音で韓国人っぽさをなくそうと務めた。

ハ・ジョンウは「国家代表」の舞台あいさつと広報が終わるとすぐに次の作品の撮影に入る予定だ。イ・ユンギ監督のロマンス映画「ティファニーで朝食を」だ。その後にはナ・ホンジン監督の「黄海」(仮題、旧題『殺人者』)も待っている。早ければ11月から中国にわたり撮影する計画だ。


「国家代表」のハ・ジョンウ、「主演か助演か選ばない」(1)

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