昨年10月、中国から持ちこんだ6歳のトキの洋洲・竜亭の子2羽が死ぬと復元事業を推進してきた慶南道(キョンナムド)・昌寧郡(チャンニョングン)がぐっと緊張している。慶南道・昌寧郡は事故以後、トキの子どもの保護対策を用意するなど慌ただしい。
◆復元計画つまずいたか=慶南道と昌寧郡は当初2012年までトキを50~70羽に増やして大型放射場(広さ5000平方メートル)で野生適応訓練をさせた後、2013年、牛浦(ウポ)沼に放し飼いにする計画だ。ここにかかる予算は65億ウォン(約4憶8千万円)。国費50%のほかは慶南道と昌寧郡が残りを半々ずつ負担する。