‘7・7サイバーテロ’に活用された‘ゾンビパソコン’の情報が外部に流出したことが分かった。悪性コードがDDoS(分散サービス妨害)攻撃、‘ゾンビパソコン’のハードディスク破壊、スパムメールの発送にとどまらず、情報を盗み出す‘スパイウェア’機能まで持っているということだ。情報流出は今回の事件で最も懸念されていた部分だった。
警察庁サイバーテロ対応センターは14日、「‘ゾンビパソコン’を感染させた悪性コードを分析した結果、パソコンのファイル目録を59カ国・416個のサーバーに送る機能を持っていると確認された」と明らかにした。