李明博(イ・ミョンバク)大統領は7日、「(過去の政府が)北朝鮮に相当な経済的支援をしたのは事実」とし「過去10年間に莫大な金額を支援したが、それが北朝鮮社会の開放を助けるのに使われず、核武装に利用されたという疑惑がある」と述べたと、文化日報が8日報じた。 ポーランドを訪問中の李大統領はこの日、ワルシャワの迎賓館でヨーロッパの有力ニュース専門チャンネル「ユーロニュース」のインタビューに応じ、このように話した。
李大統領は今後の対北朝鮮政策について「われわれは国連制裁のような国際協調を通して、北朝鮮が積極的に対話に応じるよう力を注いでいる」とし「対北朝鮮制裁の目標は、北朝鮮を国際社会に呼び出して対話をすることにある」と強調した。 また「中東のテロ問題があるが、国家的単位で考えると、北朝鮮が危険な国の一つであることは間違いなく、そのために世界が深い関心を持っている」と述べた。