ソウルを訪れる外国人観光客が急増している。 観光特区の明洞(ミョンドン)の場合、先日まで10人に4人が外国人観光客で、そのうち半分以上が日本人観光客だった。 06年にソウル市が年間600万人水準の外国人観光客を2倍の1200万人に増やすという野心に満ちた抱負を明らかにして以来、最も多くの外国人観光客がソウルを訪問している。 06年以降、ソウル市は新庁舎の観光名所化、漢江(ハンガン)の観光資源化、特色ある広場と街の造成、ソウル観光マーケティング株式会社の設立など、革新的かつ創意的な政策を推進し、ソウルを世界的な都市観光一番地にしようと努力を傾けた。 しかし最近の外国人観光客の急増はこうした努力の結果というよりもウォン安のおかげだという意見が支配的であり、ソウル市は観光振興政策をもう一度見直す必要がありそうだ。