「社会主義経済の失敗で在来式兵器では南韓と競争するのが不可能となった北朝鮮に、核兵器は体制守護の決定的手段だ。6カ国協議を通じた外交的方法で北朝鮮の核放棄を誘導することができると信じるのは純粋すぎる。6カ国協議は失敗した。韓国と米国政府は方向を切り替えなければならない上、秘密外交などを通じて中国の積極的な役割を誘導しなければならない」
文昌克(ムン・チャングク)中央日報大記者は15日、在米特派員出身の前・現職報道関係者の集まりである韓米クラブと米国アメリカン大学がワシントンで共同開催したセミナーでこのように主張した。アメリカン大学で行われたセミナーで、ムン記者は「北朝鮮が中国から原油、食糧、原資材などの供給を受けることができなければ植物状態の国家になる」とし「北朝鮮に影響を及ぼすある唯一の国は中国。中国が立ち上がるよう、圧迫しなければならない」と強調した。