しかしアルカイダが人質を殺害した可能性を完全に排除することはできない。拉致事件が発生した12日、アルカイダのイエメン・サウジアラビア統合支部の資金担当責任者ハサン・スヘイン・アルワンがイエメン保安当局に逮捕されたことに対する報復である可能性もある。
最近パキスタンでアルカイダ掃討作戦が繰り広げられ、アルカイダ組織員がイエメンとソマリアに移動していると、ニューヨークタイムズ(NYT)が16日報じた。NYTは「アルカイダの新しい要塞としてイエメンとソマリアが浮上し、米国情報当局が両国に注目している」と伝えた。