余計なもののないすっきりしたセリフに「職場生活白書」を彷彿させる組職の諷刺、そしてシングルマザーなど、社会的弱者を包み込む温かな視線。「anego」「東京タワー」「ハケンの品格」など多くのヒット作を生み出した日本のドラマ脚本家、中園ミホさん(50)が来韓した。国際文化産業交流財団とソウル市が共同主催する第4回アジア放送作家カンファレンス(6月3~6日)に出席するためだ。
彼女は非正規職事務女性の自立を描いた「ハケンの品格」に見るように、落伍者の独立をユーモラスなタッチで描いた。5日に会った彼女は「働く女性の生き方に関心が高い」とし「やはり息子1人を1人で育てるシングルマザーとして社会的偏見と争ってきたことが作品に反映されている」と語った。