世界最高の技術力と生産性を誇る企業もグローバル経済危機には打つ手がないのか。 昨年まで世界自動車業界を率いた日本のトヨタ自動車の勢いが急速に弱まった。 2007会計年度に2兆7000億ウォン(約2100億円)で最高の黒字を記録したトヨタが、わずか1年で4610億円の最悪の赤字に転換したのだ。 それだけではない。 今年に入ってトヨタの格付けが実績の悪化と自動車産業全般の需要減少を理由に最高水準から一つ下がった。 先月発表された日本の人気職場ランキングでトヨタは昨年の6位から96位に急落した。
果たしてトヨタに何があったのか。 同じ自動車業界だけでなく他の業種の企業までが追従してきたいわゆるトヨタ方式(Toyota Way)に何か問題でも生じたのか。