日本の関西地方で新型インフルエンザが拡散しているなか、首都の東京でも20日、初めて感染者が発生した。確認された感染者は東京・八王子市に住む16歳の女子高生で、最近、米ニューヨークを訪問していた。
関西地方では感染者が増え続けている。日本厚生労働省はこの日、滋賀・大津市で男子大学生(23)1人が感染者と確認されたと発表した。この大学生は兵庫県神戸市に行っていたという。滋賀県と大津市はこの日、緊急対策会議を開き、新型インフルエンザの拡散を防ぐために小中高校と保育園に1週間ほどの休校を要請した。滋賀県・大阪府・兵庫県と隣接する京都府も緊張が高まっている。日本の感染者数は20日夜現在251人と集計された。