ハンナラ党が29日、国会議員再選挙が実施された5つの選挙区すべてで敗れた。一方、無所属候補たちが、政党の公認候補を破って3カ所で当選を果たした。
仁川富川(インチョン・プチョン)乙では民主党ホン・ヨンピョ候補が、蔚山(ウルサン)北では進歩新党チョ・スンス候補が勝利した。また慶州(キョンジュ)では親朴性向の無所属チョン・スソン候補が、全州徳津(チョンジュ・トクチン)と莞山(ワンサン)甲では無所属連帯を宣言した鄭東泳(チョン・ドンヨン)、辛建(シン・ゴン)候補がそれぞれ当選した。全州徳津から出馬した鄭東泳候補は72.3%と最も高い得票率を記録した。京畿道始興(キョンギド・シフン)市長補欠選挙では民主党のキム・ユンシク候補が勝利。民主党は仁川富川乙でハンナラ党を抑えたのに続き、始興市長選挙も勝利して首都圏では善戦した。国会議員再選挙とともに実施された忠南(チュンナム)教育監と慶北(キョンブク)教育監選挙では保守性向のキム・ジョンソン、イ・ヨンウ候補がそれぞれ当選した。