「ありがとう、韓流」 自信を抱いた在日同胞たち(1)
21日、東京麻布十番の在日本大韓民国民団(民団)中央本部。日本全国から集まった民団の会員はお互い「アンニョンハシムニカ(こんにちは)、コンガンハシムニカ(お元気ですか)」と韓国語であいさつを交わした。発音はぎこちないが、明るい表情だった。
この日、民団の代表らは1945年の光復(解放)後初めて「国語(韓国語)使用」決議大会を開いた。民団の鄭進(チョンジン)団長はぎこちない韓国語で「今日から民団は幹部から率先垂範して国語を使い、電話の応対も国語ですることにした」とし‘国語使用推奨運動’を宣言した。行事場所ではインターネットを通したハングル教育方法が紹介され、日本で使われているハングル教材なども展示された。教材を問い合わせる同胞も多かった。