今月に入って自動車の内需市場が急激に冷え込んでいる。 政府が古い車を買い換えれば税金を減免する案を推進しているため、消費者が新車の購入を先送りしているのだ。

政府は来月から９年以上使用した車を新車に買い換える場合、個別消費税と取得税・登録税をそれぞれ７０％減免する自動車産業支援案を１２日に確定した。 この制度に基づき、小型車は７０万－８０万ウォン、中型車は１４０万－１５０万ウォン、大型車は２５０万ウォン（約２０万円）安く購入できる。

中古車市場への影響も大きい。 ００年以前に出た中古車の購入問い合わせが急増した。 「今からでも数十万ウォンの中古車を購入し、税金減免を受けて大型車を購入した場合、２５０万ウォンの減税を受けられる」という考えからだ。 これに関し政府は１２日現在登録された老朽車も優遇措置を受けられると述べた。

このように消費者が新しい車の購入を先送りしていることを受け、国内自動車５社と輸入車会社は消費者の財布を開くためにさまざまな割引イベントを準備した。



◇国内完成車が相次いで割引＝現代（ヒョンデ）自動車は登録日基準で４－６年の車を保有する顧客が新しい車を購入する場合１０万－３０万ウォンを割引し、７年以上の車は２０万－５０万ウォンを割引する「老朽車支援」イベントを行う。 起亜（キア）自動車もこれと似たイベントを始める。 ０３年４月３０日以前に登録された車の保有顧客を対象に、基本割引に加え、「プライド」「フォルテ」「ソウル」を２０万ウォン割引、 「ロチェ」「オピラス」「モハビ」を５０万ウォン割引で販売する。


国産車も輸入車も割引販売…（２）