◆見違えるほど成長したアジア野球＝日本などアジアの野球の驚くべき成長も見過ごせない。２００６年の第１回ＷＢＣで韓国のベスト４進出と日本の優勝でアジアの野球は米国など野球大国を驚かせた。３年が過ぎた今大会ではアジア野球を代表する韓国と日本が決勝戦にともに進出した。ベネズエラのソーホー監督は２２日の韓国戦で敗れた後、「韓国の投手は１回から最後までよく投げた。韓国は大リーガーが多くないが、これからは多く生まれるだろう」と韓国の実力を認めた。

国の対抗戦に臨む姿勢でも違いがある。韓国と日本は東洋的な考え方により野球の試合でも愛国心を重視する一方、大リーガーたちはＷＢＣを交流試合の延長線上と受け止めている。準決勝でベネズエラが５つ、米国が３つの失策を犯し自滅したことでも集中力の違いがよく現れた。




＜ＷＢＣ＞大リーガー軍団が振るわない理由（１）