ソウル竜山（ヨンサン）にあるアイパークモールが先月、ソウルに居住する在韓外国によって効果を上げた売上を調査した結果、２００７年同期間より４倍以上に増えたことがわかった。

ソウル駅三洞リーツカルトン・ソウルのユーロピアンレストラン「ザ・ガーデン」のファン・ジョンイルマネジャーは「毎週アップデートされるＶＩＰ顧客リストで、在韓外国人の割合が２０％以上増えた」と述べた。

インペリアル・パレスホテルのロビーラウンジ「デルマール」とカフェ「アミーガ」でも在韓外国人の常連客が伸ばす売上が、昨年に比べて１５％増加した。

デパートとホテルが在韓外国人の攻略を始めた。在韓外国人は常連確保の次元で観光客よりずっと有利だ。月給をドルやユーロで受けとる外国企業の駐在員や外国大使館の職員たちは、韓国ウォンの価値下落で、昨年より月給が５０％ほど上がった効果を享受しており、懐が豊かになったからだ。

◆デパートの外国人攻略＝アイパークモールは在韓外国人を確保ために全部署が参加したタスクフォースチーム（ＴＦＴ）まで構成した。竜山区はソウル２５自治区の中で日本人とイギリス人が最も多く暮らし、米国人とフランス人がその次に多く暮らす地域。この大部分が外国系企業駐在員や大使館職員であることから消費も多い方だ。


観光客より在韓外国人を狙え（２）