俳優のチョン・ウソンが１６年間在籍していた所属事務所から独立し、独り立ちする。

チョン・ウソンは先月末で所属事務所のサイドスＨＱ（ｉＨＱ）との契約満了に伴い、最近、新しい所属事務所のトロスフィルム（代表：キム・ヨンハク）と専属契約を交わした。

トロスフィルムはマネージメント以外に、映画やドラマの企画・制作を兼ねている会社だ。演技のほかに演出者としての抱負を明らかにしたチョン・ウソンは、「このために新しい会社を選択した」という。

チョン・ウソンは１９９４年に映画『九尾狐』でデビュー、『ビート』（１９９７年） 、『太陽はない』（１９９９）でスターダムにのし上がった。

その後、映画『私の頭の中の消しゴム』（２００４年） 、『中天』（２００６年）などで印象深い演技を見せ、ヒット作『良い奴、悪い奴、変な奴』で熱演し好評を博した。最近はキム・ジウン監督の短編映画『贈り物』にキム・アジュンと共演、撮影を終えた状態だ。