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【噴水台】傾国色

2009.02.19 13:09
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漢の国の武帝のときの宦官で、音楽に非常にずば抜けた才能を見せた李延年という人がいた。彼には絶世の美人という妹がいた。その名前は李妍(推定)。

 
李延年はある日、50代に入った武帝に歌を1曲捧げる。「北の地方に美しい女人がいる、世の中と離れて一人で過ごす人。(彼女が)1度峠を振り返って眺めたら城が崩れ、また振り返って視線を向けたら国まで傾く(一顧傾人城、再顧傾人国)…」

一体どれほどの美人だから視線を向ければ城を守った兵士たちが魂を放って、また眺めれば国が揺らぐのか。ある武帝は「やあ この野郎! 世の中のどこにそんな美人がいると思うか」と叱った。

ある人が武帝に「本当にそんな美人はいる」と李延年の妹を勧める。宮廷に入ってきた彼女を見ると、武帝はすっかり惚れ込んでしまう。一説には李妍に「夫人」という爵位を付与し、内室として迎え入れた後、武帝は3日の間、ずっと内裏朝会に参加しなかったほどだったという。

大帝国のある王室の皇帝の心を捕らえ、政事を省みないようにしたので、国まで傾かせたという意そのままの「傾国之色」に違いない。しかし李妍の栄華は長く続かない。1年余り後、武帝の息子を生んだが、衰弱した李妍は長引いてやがて死んでしまう。

皇帝の気持ちがどれほどあせったろうか。病気の李妍の部屋に武帝が訪ねても彼女は結局顔を隠してしまう。皇帝の哀願の込められた命令にもかかわらず、李妍は常に顔をまともにあげなかったと伝わる。病弱な色でみさくらしくなったみすぼらしくなった顔を見せたくなかったのだろう。

美色の限界を李妍が知ったからだろうか。武帝に自分の良かったときの印象だけをおさめさせ、彼女が自分が生んだ息子を最後まで面倒見せようと意地悪くしたのだろうか。いずれにせよ外見から漂う美しさはつまらないものだという点を分かったとしたら李妍は賢い人だ。

ドラマ『花より男子』、アイドルグループの「少女時代」を見れば、美貌全盛時代だ。女性は花美男(=イケメン)に沸きかえり、男性は若い女性の美色にはまる。その色に埋められてきた国が騒々しい。経済危機にもかかわらず限りなく美色に陥る韓国社会の現状は注目される。

中身もなく見かけの華やかさにだけ執着すれば、それは一種の病気だ。「整形共和国」という別称までついた韓国だ。この社会に徹底して広がる外見至上主義をここで一度考えてみるときが来たのではないか。

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