ソウル江南(カンナム)警察署は17日、インターネット取り引きサイトで中古オートバイを販売したP氏(32、会社員)から「販売代金として受け取った700万ウォン(約44万2000円)がニセ札のようだ」という通報を受け、捜査を開始した。P氏が警察に提出した紙幣は、番号が‘EC1195348A’の1万ウォン札で拉致事件の際に使用された偽造紙幣であることが確認された。
P氏はこの日午後6時ごろ、三成洞(サムソンドン)の自宅で偽造紙幣を受け取り、オートバイ(250CC)を渡した。警察は、オートバイを購入した男がまだ検挙されてない犯人のC(32)と見て、Cの居所をつかむために全力を上げ捜査している。Cは拉致した製菓店の女性店長を解放する条件として、11日、偽造紙幣7000万ウォン(約442万円)を受け取り逃走した。