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不況を背景に「わけあり商品」が人気

2009.02.11 09:46
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小さな傷などがあるために安く売られる「わけあり商品」が人気だ。過去には引き取り手のなかった商品が、不況に乗りお得なショッピングの対象になっている。イ・ユングァンさん(40)は最近、ハンセムモールで79万9000ウォン(約5万2000円)のベッドを63万9000ウォンで購入した。「スクラッチ商品展」で選んだこのベッドは、上板の塗色が均一でないという理由で新品だったが20%割引してあった。イさんは「見た目で分からない程度の問題で、価格が安いメリットのほうが大きい」と話す。

ハンセムは先月初めからオンラインショッピング10カ所で傷のついた「スクラッチ家具」を販売している。生産過程で若干の傷があったり染みのある家具172点を最大53%まで割引した価格で出した。3日間で90%を売りつくし、4200万ウォンの売り上げを記録した。爆発的な消費者の反応をみたハンセムは、自社サイトにスクラッチ家具の常設割引コーナーを設けた。以前はブランドイメージを高めるため、きずのある家具は市場に出さず、社員に販売したり廃棄したりしてきた。

 
同社のキム・ジヨン課長は、「有名ブランド製品を安く買うことを望む消費者の需要を満たし、オンラインモールに顧客を流入させる効果もある」と話している。

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