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連続殺人犯カン・ホスン容疑者、快楽殺人認める

2009.02.02 10:38
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連続殺人犯のカン・ホスン容疑者(38)は、自身が「快楽殺人(Sexual Homicide)を犯したことを事実上認めた。

カン容疑者は警察で、「女性を暴行する目的でもなく、純粋に金が必要だということでもなく、うまくいえないが瞬間瞬間に自分を制御できなかったようだ」と犯行動機を説明した。暴行目的や金品を狙ったものではなく、殺人そのものを目的に7人を殺害したということだ。

 
快楽殺人とは、暴行よりも殺人そのものに快感を覚え殺人を繰り返すもの。西欧では連続殺人の代表的形態に挙げられている。

警察庁犯罪情報支援係所属のプロファイラー、クォン・イルヨン警衛(警部補に相当)はメディアとのインタビューで、「これまで会ったユ・ヨンチョル(21人殺害)、チョン・ナムギュ(13人殺害)などと違い、カン・ホスンはとりわけ知能的で考えの多い犯罪者だった。単純な殺人犯と違い、カン・ホスンは‘自己管理型’の犯罪者だった」と評した。

カン容疑者は犯行をしやすくするため高級乗用車「エクース」を購入したことが明らかになった。京畿(キョンギ)警察庁のイ・ミョンギュン強力係長は1日、安山常緑(アンサン・サンノク)警察署での会見で、「カン容疑者が‘女性を乗せやすそうだったので『エクース』を購入した’と陳述した。犯行をやりやすくするために高級乗用車を購入したものと判断される」と述べた。

カン容疑者は5人を殺害するのに自分が保有する乗用車「ムッソ」を使っていたが、昨年12月からは母親名義で2007年4月に購入した「エクース」に乗り、当時48歳の主婦ら2人を殺害した。

この日午前の現場検証に先立ちカン容疑者は、「凶器で脅して乗せたのか」との記者らの質問に、「いいえ」と否定し、「(女性らが)素直に乗ってきた」と答えた。被害女性らは乗用車に乗る男性の誘惑を好意と信じて車に乗り犠牲になったということだ。

しかし交通事故や火災事故など複数の事故で6億8000万ウォン(約4400万円)の保険金を受け取っていることと関連し、友人らに保険詐欺をほのめかす発言をしたというのは事実かとの問いには「言ってない」と否定した。



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