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【社説】儀礼的なものになってしまった「洛東江水源汚染」巡る騒ぎ

2009.01.22 10:57
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飲料水向け水源の洛東江(ナクドンガン)を有害な物質から保護できる抜本的な対策づくりが急がれる。各種の毒物の流入による水質汚染がほぼ儀礼的なものとして毎年繰り返されているものの、臨時の策により住民の苦痛が絶えずにいるからだ。

06年7月には有害物質の過塩素酸塩(perchlorate)が検出され、嶺南(ヨンナム・慶尚道)地域の住民が被害を受けており、昨年3月にはコーロン油化金泉(キムチョン)工場からフェノールが流入し大騒ぎとなった。今月12日以降は慶尚北道漆谷郡倭館(キョンサンブクド・チルゴクグン・ウェグァン)鉄橋付近など各地で基準量を超えるジオキサンが検出され、大邱市(テグシ)が給水を制限している。

 
ジオキサンは繊維、合成皮革の製造などに使われる、発がんの疑いがあるとされる物質だ。特に今回検出されたジオキサンの濃度は世界保健機関(WHO)が飲料水に対し勧めている基準値(1リットル当たり50マイクログラム)を超過する危険なレベルであることから、住民が不安を募らせている。

洛東江のジオキサンによる汚染問題は04年にも提起されたが、該当企業が環境部と「排出量を減らす」という自主的な協約を結ぶレベルで締めくくられた。だがその後、繰り返し証明されているように、自主協約は実効性を失いつつある。このため専門家は、そろそろ韓国も先進諸国と同じく、法律に基づく強制措置を講じるべき時点になったと指摘している。

日本は04年4月、WHOが勧告する基準値をジオキサンの基準値に定めた。米国も各州ごとに差があるものの、平均50マイクログラムから85マイクログラムを基準値に決め、管理している。長期的に洛東江の水路を汚染から保護するためには、水資源の確保に力を注がねばならない。水量が豊富なら、汚染事故のリスクも減らせるからだ。同じ量の有害物質が流入しても、水量が多ければ濃度が薄まる原理だ。そうした点から政府が4大河川整備事業計画にダム、貯水池の建設を含めたのは妥当と言える。

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