金寅植(キム・インシク、ハンファ)監督率いる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表チームが8日、ソウル市内のホテルで出征式を行った。金監督をはじめコーチ陣と選手らはこの日、新しい代表チームのユニフォームを着て「成功的な世代交代で第1回大会のベスト4神話を再現する」と抱負を述べた。2次候補エントリー32人のうち米国に滞在している朴賛浩(パク・チャンホ、フィラデルフィア)と秋信守(チュ・シンス、クリーブランド)、代表入り辞退の意向を示した李承燁(イ・スンヨプ、巨人)と金東柱(キム・ドンジュ、ハンファ)は欠席した。
◆投打の柱の相次ぐ空白=今回のWBCでは10年以上代表チームで不動の3~4番打者として活躍した李承燁と金東柱が見られなくなりそうだ。金監督はこの日、「金東柱が参加できないと最終通知をしてきた」と明らかにした。コーチ陣は金東柱の代わりにイ・ボムホ(ハンファ)を32人のエントリーに入れた。金監督は李承燁については、「個人的な事情で参加の可能性は薄くなっていると思う」と述べた。李承燁は巨人の合同自主トレに参加するなど所属チームに全力を上げる計画だ。最近フィラデルフィアと1年契約を結んだ朴賛浩もやはり先発投手の競争をしなくてはならない状況で参加は不透明だ。