日本の2大名門私学の慶応大学と早稲田大学が多方面で激しい競争をしている。韓国の延世(ヨンセ)大学と高麗(コリョ)大学に例えられる両校は、スポーツ部門だけでなく先端研究分野でも熱い‘早慶戦’を繰り広げている。数年前から両校の競争には‘寄付金募金競争’が加わっている。慶応は今年250億円を募金した。早稲田は昨年まで200億円を集めている。
慶応大学関係者は「先端装備と施設を適時導入し、優秀な教授と学生を呼び込むためには結局は資金が基本だ」と話す。日本の国立大学も2004年に法人化され財政・行政を自律的に運営できるようになり、先を争って資金確保に乗り出している。