プロゴルフの申智愛（シン・ジエ、ハイマート）が日本制覇に乗り出す。今年国内メジャー３大会とＬＰＧＡ全英女子オープンで優勝した申智愛は２７日に宮崎県の宮崎カントリークラブ（パー７２）で開かれる今年最終戦となるＬＰＧＡツアー選手権リコー杯に出場する。

申智愛が今大会で優勝すると、韓国・米国・日本の３ツアーでメジャー大会すべてを席巻する記録を打ち立てることになる。この大会は今シーズンの日本ツアー優勝者と賞金ランキング２５位以内の選手だけが出場できる今シーズン最終戦となる。賞金総額１億円で優勝賞金は２５００万円。昨年の優勝者古閑美保と今シーズンの日本賞金ランキング１・２位の李知姫（イ・ジヒ、真露ジャパン）、横峯さくらも出場し、申智愛と優勝争いを繰り広げる。

世界トップクラスの女子ゴルファーがアジアチームとインターナショナルチームに分かれて対決するレクサスカップも２８日にシンガポールのアイランドカントリークラブで開幕する。３日間にわたり開かれるこの大会には各チーム１２人の選手がフォアサムとフォアボール、シングルマッチプレーで優勝チームを決める。アジアチームはパク・セリ（３１）が、インタナショナルチームはソレンスタム（スウェーデン）がそれぞれ主将を務める。

パク・セリ率いるアジアチームには張晶（チャン・ジョン、中小企業銀行）、朴仁妃（パク・インビ）崔羅蓮（チェ・ナヨン、以上ＳＫテレコム）、李宣和（イ・ソンファ、ＣＪ）、池恩熹（チ・ウンヒ）、金誦熙（キム・ソンヒ、以上フィラコリア）、李貞妍（イ・ジョンヨン）ら８人の韓国選手が出場する。また台湾のヤニ・ツェン、キャンディー・クンと日本の下村真由美、小俣奈三香が含まれた。