【社説】教育がリードしてこそグローバル競争力を確保できる
学校の現場で水準別の移動授業が拡大されつつある。今年4月15日の学校自主化措置により、英語、数学のほかの科目でも水準別の授業が可能になったからだ。ソウル市教育庁によると、中学校2校、高校10校が初めて国語科目の水準別授業を実施中だ。水準別の授業を行う小学校も10校ほどあるという。
授業方法も細分化しつつある。「上・下」の2段階授業を導入する学校は減り、「上・中上・中下・下」の4段階授業を実施する学校が増えた。形にはまった平等教育に慣れている学校教育の枠組みが、生徒の水準を踏まえた注文型授業に変わりつつあるという点から前向きに考えられる。