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【コラム】プロらしくないKリーグの観客集計

2008.10.14 10:59
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「きょうはどれだけ観客が入りましたか」(記者)

「ちょっと待って、さぁ見てみよう。7500人?」(ホームチーム関係者)

 
「えっ、いくら多く見積もっても4000人にならないようだけど」(記者)

「それなら5738人にしよう。OK?」(関係者)

わずか数年前までプロサッカーの試合で起きていたシーンだ。根拠もない適当な集計が堂々と‘公式観客数’としてメディアに公表され、この数字を合わせて‘プロサッカー観客300万人時代’のような言葉が出てきた。

いまも一部球団を除き状況は大きく変わらない。観客集計はホームゲームを開催する球団が行い、プロサッカー連盟は各球団が報告した観客数を合わせて総観客数を発表する。プロサッカー連盟のパク・ヨンチョル広報マーケティング部長は、「実際の観客数と発表される数字のギャップは30%にはなる」と話す。

なぜ球団は観客数を膨らまし、連盟はこれを知りながらもそのまま発表するのだろうか。答えは理解に苦しむことこの上ない。連盟はタイトルスポンサー料とテレビ中継料などを多く得るためだと言い、球団も広告ボードや協賛などの広告料策定に有利になるからと言う。ところで金を出す広告主が実際の観客数すら把握せず、連盟や球団が水増しして発表した数字をそのまま信じるのだろうか。とんでもない話だ。

球団が正確な観客数を発表しないのは、したくてもシステムが備わっていなかったり、従来の慣行に慣れておりあえて面倒なことはしたくないからだ。比較的正確に観客数を集計するという水原(スウォン)三星(サムスン)も、1万1000人に達する年間会員権(1年間すべてのホームゲームを見られるチケット)所持者が1試合に何人入ったかは把握できない。集計システムが備わっていないということだ。

観客集計で先導する球団はFCソウルだ。チケット予約販売と当日券をコンピューターでリアルタイムで集計し、年間会員券所持者も会員カードを出入口のリーダーに通すため正確な数字を把握できる。昨年国内のプロスポーツ最多観客数(4月8日、ソウル・水原戦、5万5397人)もこのように算出したものだ。

FCソウルはさらに一歩進み、‘チケットボックス’という名前の画期的な予約販売システムを構築した。球団ホームページに入り、当日の試合、ビッグ3(見たい試合3ゲームを選んで予約)、家族(4人基準、スナック交換券付き)、団体(20人以上)、企業(100人以上)など、多様な種類のチケットを割引価格で買えるようにしたシステムだ。このような緻密なマーケティングと観客最優先の政策により、FCソウルは毎試合平均1億ウォンの入場料収入を上げている。

Kリーグが‘プロ’を志向するなら、連盟と球団は目を覚まさなければならない。観客数すら把握できずに科学的なマーケティング、収益構造改善など‘Kリーグの長期ビジョン’を叫ぶのはとんでもない空元気であるだけだ。

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