技術の名人を育成するためのマイスター高校（産業界の需要に合わせて人材を輩出する高校）９校が２０１０年３月に開校する。

教育科学技術部（教科部）は２日、市・道の教育監が推薦した専門高校２０校のうち９校をマイスター高校に指定した。徐明範（ソ・ミョンボム）生涯職業教育局長は「今回の選定では、地域への配慮ではなく、産業界に結びつく教育を行えるかどうかを重要な基準と見なしている」と説明した。

マイスター高校の生徒全員の学費を免除し、低所得層の生徒と優秀な生徒には奨学金を支給する。教科部は基盤構築費用として１校当たり２５億ウォン（約２億５０００万円）を支給し、教科書と教育課程の開発、教師の研修をサポートし、機材・資材の支援を行う。

同校の卒業生は最長４年間兵役義務を延期した後、特技兵士として軍に入隊し、経歴を積むことができる。教科部は産業界の人物を校長に任用する方針だ。