中国産の粉ミルクに続き牛乳からも有毒性のメラミン成分が検出されたと、中国官営中央放送(CCTV)が18日晩のニュースで報じた。 メラミンはプラスチック容器や肥料を作るのに使用される有毒性物質。 しかしCCTVは「メラミン成分が検出されたが、憂慮するほどの水準ではなく、問題はない」と明らかにした。
CCTV報道によると、三鹿粉ミルクからメラミン成分が確認された後、党中央・国務院は深刻な事態と判断、特別調査チームを設置し、各種乳製品に対する精密検査に着手したという。 調査チームが一般の人が飲む牛乳についても精密検査を実施した結果、少量のメラミンが検出された。 蒙牛、伊利、光明、三元、雀巣など有名乳製品会社が製造した牛乳がすべて検査対象に含まれた。