日本北海道洞爺湖で７日に開幕した主要８カ国（Ｇ８）首脳会議は前例のない「環境会談」となっている。 主要議題である地球温暖化問題における日本政府の積極的な対応を国内外に示し、各国首脳とより強力な温暖化対策をまとめるためだ。

７日晩には８時から１０分間、洞爺湖・札幌・東京など日本８大都市で一斉に電灯を消す「キャンドルナイト行事」が開かれた。 気候変化による生態系破壊で危機に直面している地球の環境を考え、電灯やテレビなど文明からしばらく抜け出そうという趣旨だった。

◇カーボンオフセット制度＝日本政府は７－９日の会議期間中に発生する温室効果ガスの二酸化炭素（ＣＯ２）をお金で相殺して購入できる「カーボンオフセット」制度を導入した。 したがって２２カ国の参加者２０００人余が宿泊し交通手段を利用する際に排出される温室効果ガスに該当するだけの排出権を、ＣＯ２排出削減義務がない開発途上国から購入することになる。

外務省は全ＣＯ２排出量を約２万５０００トンと推算している。 約４７００世帯の年間排出量に匹敵する。 各国政府代表団が訪日時に利用した航空機から発生したＣＯ２がほとんどだ。 相殺費用には約１億５０００万円（約１５億ウォン）が必要と予想される。

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