温暖化・原油価格など懸案を議論

米国など主要８カ国（Ｇ８）の首脳が集まって地球温暖化や原油価格問題などの懸案を話し合うＧ８首脳会議が、日本北海道洞爺湖で７日から３日間の日程で開催される。

今回の首脳会議にはＧ８正式メンバーの米国・日本など８カ国のほか、主要議題と関連して招待された韓国・中国・インド・アフリカ７カ国を含む計２２カ国の首脳が出席する。 地球温暖化対策、原油・食糧価格の急騰、アフリカ支援、北朝鮮の核問題などが重点的に議論される予定だ。

会議最終日の９日には福田康夫日本首相が議長宣言を発表する。 ２０５０年までに温室効果ガスの排出量を現在の半分に減らす長期目標を議長宣言に盛り込めるかどうかが最大の関心事だ。

７日にはＧ８首脳と南アフリカ・アルジェリア・エチオピア・ガーナなどアフリカ７カ国の首脳、潘基文（バン・キムン）国連事務総長らが出席する拡大会議が開かれる。

アフリカの開発と貧困問題、世界的に拡散する食糧危機などに関する意見を交換した後、２０１５年までに貧困人口を現在の半分に減らそうという「国連ミレニアム開発目標」の達成を確認する方針だ。

＜洞爺湖サミット＞今日、Ｇ８首脳会議が開幕（冂）