2カ月以上消えない街頭のろうそくが、現政府のメディア政策を向けた。先月11日、ろうそくデモ隊がKBSの前で“公営放送死守‘を叫びながら始まった動きだ。数日後、保守団体は同じ席で「鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)社長の退陣」を叫んだ。KBSろうそくデモをめぐり、KBS構成員も分裂した。
2008年初夏、韓国の放送は政治葛藤の核となってしまった感じだ。KBS鄭然株社長去就問題、MBC『PD手帳』狂牛病報道などが連日熱い政治争点として浮び上がっている。マスコミの運動団体は街頭に出て、政府のメディア政策反対スローガンを叫んでいる。対立は簡単に解決しない見通しだ。ハンナラ党の一議員も地上派民営化など、今後のマスコミ政策が「保革対立の場になる」と言ったことがある。