中日が５３年ぶり優勝を決めた。

李炳圭（イ・ビョンギュ）は、韓国時代含みプロ１０年の「恨」を、隣国日本できれいに洗い出した。

中日は１日、ナゴヤドームで行われた２００７日本シリーズ第５戦、日本ハムを１－０で破った。こうしてシリーズ戦績４勝１敗をマークした中日は、ホームで優勝した。中日が日本シリーズで優勝したのは１９５４年、西鉄（現西武）を破って初優勝して以来、今回が２度目だ。中日は５４年以後、昨年まで６回日本シリーズに進出したが、優勝できなかった。落合監督も２００４年と２００６年を経て今回、優勝監督となった。

李炳圭はこの日、３打数無安打に終わったが第２戦目から前日の４戦目まで毎試合打点を記録し、チームの優勝に貢献した。５打点はチーム内、日本シリーズ最多打点だ。

李炳圭はＬＧ時代に３回、韓国シリーズに出場したが、１度も優勝していない。３０を過ぎた彼の執念が大きく実を結んだ。