「新日鉄の支援なしに今日のポスコはない」朴泰俊名誉会長
それは神話でも奇跡でもなかった。 人間の意志の勝利にすぎない。 世界鉄鋼史を塗り替えている浦項(ポハン)総合製鉄。 02年にポスコに改名した同社が、4月1日に創立40周年を迎える。 朴泰俊(パク・テジュン)名誉会長(81)なくしてポスコを語ることはできない。 22日、ソウルファイナンスセンターの事務室で‘韓国製鉄の父’と呼ばれる朴泰俊名誉会長に単独インタビューした。 これに先立ち、2月28日にも朴泰俊氏に会い、3月14日には浦項を訪問して製鉄所を見回った。
朴泰俊氏は「韓国経済がずっと繁栄していくには、技術優位を確保するしかない。 しかし最近の韓国社会は技術者を大切にしていないので心配だ。 中国やインドが急速に追い上げてくる中で、今の状態は良くない。 技術開発にもっと力を注ぐ必要がある」と述べた。