国際通貨基金(IMF)が、韓国が解決すべき3大リスクに‘高い家計負債率’と‘急速に進む高齢化’、‘サービス部門の低生産性’を挙げた。
ジェラルド・シフIMFアジア太平洋担当副局長は8日、ソウル朝鮮ホテルで開かれた世界経済研究院招請講演で、「韓国の家計負債率は非常に高い」とし「韓国の資産に対する負債は米国や日本よりも高い水準」と指摘した。
シフ副局長は「高い家計負債率は消費心理に影響を及ぼすだけでなく、金利が上昇すれば負債費用が高まるため、金利に対する敏感度も高める」とし「このため韓国も米国のサブプライムモーゲージのような問題に直面する可能性がある」と警告した。