米下院国際関係委員会が15日(日本時間)、マッカーサー将軍銅像撤去論議に関連し、韓国側に強い遺憾を表しながら、銅像毀損および撤去に反対の立場を明らかにする書信を盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に伝え、波紋が予想されている。
ヘンリー・ハイド委員長をはじめとする議員5人名義のこの書簡は、この日、ワシントンの韓国大使館を通じて国連総会に出席中の盧大統領に伝えられた。
ハイド委員長は書信で、「マッカーサー将軍が主導した仁川(インチョン)上陸作戦が成功していなければ、今日の韓国は存在もしていなかっただろう」とし、「撤去のための毀損行為が続くなら、いっそのこと米国人に銅像を譲渡するよう丁重に提案する」と明らかにした。