韓国政府、書類偽造も確認せずに北朝鮮産石炭を国内に搬入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.14 11:19
政府が捜査の初期段階で北朝鮮産石炭の書類が偽造されたかどうかもきちんと確認せず、ロシア産と結論付けて国内搬入を許可したことが確認された。
13日、自由韓国党「北朝鮮産石炭の輸入疑惑糾明特別委員会」所属のキム・ギソン議員によれば、ベリーズ籍のJINLONG号は昨年10月27日、ロシア・ナホトカ港で積んだ石炭4584トンを東海(トンヘ)港に荷役した。だが、該当石炭に対して直ちに「通関保留」措置が下され、港に足止めされた。北朝鮮産石炭という機密情報を入手した税関が調査に着手したためだ。
税関は約3カ月間の調査を経た後、今年2月7日に通関保留を解除して搬入を許可した。該当石炭が正常に搬入され、ロシア産という理由だった。南東(ナムドン)発電は3月に4584トン全量を使用した。ところで、関税庁は10日、北朝鮮産石炭の搬入事件の中間捜査結果を発表し、JINLONG号が積んできた4584トンが北朝鮮産と判明されたと発表した。6カ月で結論が覆されたわけだ。