韓国空軍主力機がさらに強化…F-16戦闘機30機をアップグレード
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.20 13:06
韓国空軍の主力機であるF-16戦闘機がさらに強くなった。韓国空軍は19日、F-16戦闘機の性能アップグレードを終え戦力化を完了した。F-16戦闘機は1986年からピースブリッジという事業名で米国から持ってきた。当時30機余りを米国から直接導入し、その後韓国で生産した100機余りのKF-16戦闘機とともに韓国空軍の主力戦闘機として活躍してきた。北朝鮮空軍の最も優れた戦闘機であるMIG-29と比べても引けを取らない性能で対北朝鮮抑止力にも寄与してきた。
しかし導入から20年が過ぎ航空電子装備が古くなり、中距離空対地ミサイルやGPS精密誘導爆弾など最新兵器を装備できない問題が提起されてきた。空軍関係者は「現代戦は他の戦闘機との情報交流や精密爆撃が勝敗を分ける。韓国空軍が保有するF-16はこうした点で限界があり、アップグレード事業を進めた」と話した。