南北統一の障害物は無関心…コリアンドリームで未来開こう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.03 14:11
「一時『コリアンドリーム』は金を稼ぐために韓国に殺到する外国人の熱望を表現する単語だった。だが真の『コリアンドリーム』は私たちの国民が抱く韓民族の未来への夢でありビジョンだ」。
今月1日、ソウルグランドヒルトンホテルで会ったグローバルピース財団(GPF)の文顕進(ムン・ヒョンジン)世界議長(45)の話だ。故・文鮮明(ムン・ソンミョン)統一教会総裁の三男である彼は、世界で最も遠大な夢を3つとしてアジア~中東~東欧を征服したジンギスカンの夢(モンゴリアンドリーム)、新大陸を切り開いた米国のアメリカンドリームに続き、コリアンドリームを挙げた。彼は先週「統一韓国のビジョン」を盛り込んだ著書『コリアンドリーム』 を出した。
コリアンドリーム実現の最初の段階は、南北統一だというのが彼の主張だ。1991年金日成(キム・イルソン)主席との劇的出会いを通じて北朝鮮のドアを開いた亡き父や独立活動家だった曽祖父の兄弟など身内の経歴のために自然に統一問題に関心を持つようになったという。