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インドネシア特使団の宿舎に男女3人組侵入 機密情報狙ったスパイ?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.19 10:49
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李明博(イ・ミョンバク)大統領と経済協力案などについて議論するため訪韓したインドネシア大統領特使一行の宿舎にスパイとみられる男女3人が侵入し、各種機密情報が盗まれるという事件が発生した。

ソウル南大門(ナムデムン)警察署によると、16日午前9時27分ごろ、インドネシア大統領特使団が宿泊するソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテホテル19階の客室に男2人・女1人の3人がドアを開けて入り、ノートブックパソコンに保存されていた軍事機密など各種情報を移動式保存装置(USB)に移した可能性があるということだ。

 
3人は特使団のノートブック2台を触っている間、ちょうど部屋に入ってきた特使団員の1人を見て、急いで逃走したと、警察は明らかにした。3人が取り出した資料には、韓国とインドネシアが推進中の武器輸出入交渉や軍事協力案なども含まれていることが分かった。

今回の特使団は長官級6人を含む計50人で構成された異例の規模だった。警察は3人がノートブックがある部屋を正確に知り、ノートブックに保存された情報だけを狙ったという点で、国際情報スパイの仕業である可能性が高いとみている。

警察は事件当時の防犯カメラ映像を確保したが、遠くに映っているため身元の把握が難しいという。15日に入国した特使団は2泊3日の日程を終え、17日に出国した。

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