ボリョンメディアンズやベビラなど有名乳児用品会社が作ったベビーパウダーから1級発がん物質のアスベスト(石綿)が検出された。
食品医薬品安全庁(食薬庁)は1日、市中で販売されているベビーパウダーと子ども用パウダーのうち、タルク(滑石)成分を原料として作った30製品の検査をした結果、12製品(うち1つは原料)からアスベスト成分が検出された、と明らかにした。
食薬庁はこの製品を回収・廃棄するよう指示した。 アスベストが検出された10製品は輸入会社ドクサンが、ラクベベビーパウダーはスソン原料が原料を供給した。 原料は中国から輸入された。 しかしジョンソン・エンド・ジョンソンとアガバンが作った18製品からはアスベストが検出されなかった。 ベビーパウダーからアスベストが検出されるのは原料タルクのためだ。