S&P「韓国成長率見通しを2.4%に下方修正…年内に利下げ可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.03 20:52
国際格付け機関スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が今年の韓国の国内総生産(GDP)基準成長率見通しを従来の2.5%から2.4%に0.1%ポイント下方修正した。S&Pは3日に発表したアジア太平洋分期展望報告書でこのような見通しを提示した。
S&Pは韓国経済に対して「電子分野の不振や米国貿易拡張法232条報告書の影響をめぐる不確実性などで全般的に対外需要が減るだろう」と見通した。続いて「企業の構造調整と労働市場の不振に内需も強くない」とし「このような要素によって韓国のインフレーションは目標値を非常に下回るだろう」と付け加えた。S&Pは来年の成長率見通しは2.6%、2021年は2.8%と提示した。
S&Pは「韓国銀行が緩和的性向を維持する可能性があり、今年、潜在的に金利を一度引き下げる可能性がある」と見通した。