【中央時評】人中心経済の青年就職難=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.07 17:06
文在寅(ムン・ジェイン)政府は「人中心の経済を指向する」「人に対する投資を増やす」と言った。しかし、青年たちの人生は依然として殺伐として苦しい。20代の若者のうち積極的に職探しをしているものの働き口がない統計上の公式失業者が34万7000人にのぼる。他のどの年齢帯よりも20代で失業者が多い。2月になり学校の卒業式が終わればさらに多くの失業者が出てくる。喜ぶべき卒業だが、職場を見つけられない学生にとっては試練の始まりだ。
教育部と韓国教育開発院が昨年12月に発表した「2017年高等教育機関卒業者就職統計調査」によると、2017年2月と8月の大学と大学院卒業者合計57.4万人の就職率は66.2%で、2011年以降で最低だった。進学、入隊、病気の場合を除いた就職対象者51万人のうち、就業者(健康保険職場加入者、海外就業者、一人創業者を含む)が33.8万人で未就業卒業生が17.2万人であることが分かった。2018年卒業者も決して事情が良くなったとはいえないだろう。働き口がないか、アルバイトで生活する大卒者が累積している。