北朝鮮メディア、文大統領の北欧歴訪での発言に「生意気な虚言」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.28 13:38
北朝鮮の対南宣伝メディアが2日連続で文在寅(ムン・ジェイン)大統領の北欧歴訪での発言を批判した。さらに、現在の南北膠着局面の責任が韓国にあると主張した。
宣伝メディア「メアリ」は28日「生意気な虚言に度を越した恩着せがましいこと」という見出しの文章で「今は恩着せがましいことや穏当でない虚言でなく、南北関係の膠着局面を打開するための実践的な行動が必要な時」と強調した。
このメディアは「文在寅大統領」と直接的に名指したわけではないが「この前、北欧諸国を行脚した南朝鮮党が会談や演説、記者会見などを行って彼らの『韓半島平和プロセス』の政策が北の『核ミサイル挑発』を中止させ、南北間の軍事的緊張を緩和させたなど体面もない事実を伝道して自画自賛した」と主張した。また「米国主人の顔色をうかがい、北南宣言の履行を冷遇して北南関係を膠着局面に落とした南朝鮮当局が何の体面で我田引水のような自画自賛を言い並べて恩着せがましいことに熱を上げるのか実におかしなこと」と批判した。