韓経:【コラム】100年前の2月8日を通じて見た韓日両国の運命
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.07 10:21
あの日東京にはぼたん雪が降った。30年ぶりの大雪だった。古本屋が集まる神田の通りにある在日本東京朝鮮YMCA会館にも雪がこんこんと降っていた。昼休みが過ぎると留学生がここに集まった。600人を超えた。午後2時に始まった朝鮮留学生学友会の会合はまもなく「朝鮮青年独立団」の「独立宣言式」に変わった。
100年前の1919年2月8日に東京で開かれた「二・八独立宣言」はこのように始まった。留学生代表の白寛洙(ペク・グァンス)が「朝鮮独立宣言書」を朗読し、金度演(キム・ドヨン)が決議文を主唱すると独立万歳の声が講堂をいっぱいに埋めた。独立宣言式が終わるころに警察が押しかけた。現場で27人が逮捕された。この知らせは「チャイナプレス」と「ノースチャイナデイリーニュース」を通じ世界へ広がった。