「在日朝鮮人で詐欺師」　ヘイトスピーチした日本の男性に名誉毀損罪適用

ⓒ 中央日報日本語版2019.02.07 10:10

ヘイトスピーチで起訴された日本男性２人が名誉毀損により罰金処罰を受けた。

６日、日本メディアによると、沖縄県石垣簡易裁判所は先月、インターネット匿名掲示板「２ちゃんねる」で石垣市に住む３０代の在日韓国人男性に対してヘイトスピーチをした容疑で略式起訴された男性ＡとＢに対し、それぞれ罰金１０万円の略式命令を下した。

沖縄県警察署によると、在日韓国人男性は３年前、ＡとＢが右翼指向のインターネット匿名掲示板「２ちゃんねる」でこの男性の実名を挙げて「在日朝鮮人で詐欺師」などの嫌韓発言をしたとして名誉毀損で警察に告訴した。警察が昨年１１月、容疑者不詳のまま検察に書類を送検したが、その後沖縄検察がＡとＢを特定して名誉毀損容疑で２人を略式起訴した。

今回の名誉毀損罪適用はインターネット上のヘイトスピーチに対する初めてのものだという。これまでは侮辱罪が適用されていたと伝えられた。