韓経:DRAM価格が下落…SKに続いてサムスンも「生産量を調節」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.01 14:38
DRAMの固定取引価格が今年に入って4カ月連続で下落した。昨年末に比べて半分に落ちた。世界トップのDRAM製造企業のサムスン電子は製品生産量の調節などで半導体業況に対応することにした。
市場調査会社DRAMエクスチェンジによると、4月のパソコン用DDR4 8ギガビット(Gb)DRAM固定取引価格は3月(4.56ドル)比で12.3%下落した4ドルだった。今年に入って4カ月間で44.8%(3.25ドル)落ちた。4月のNAND型フラッシュメモリー固定取引価格(128Gb MLC基準)も3.98ドルと、前月(4.11ドル)比2.6%下落した。パソコン用固定取引価格は全体的な半導体価格動向の「バロメーター」の役割をする。
サムスン電子はこの日、1-3月期のDS(半導体部品)部門の営業利益が4兆1200億ウォン(約3930億円)と前年同期(11兆5500億ウォン)に比べ64.3%減少したと発表した。供給過剰で価格がさらに下落すると予想した顧客が注文を先に延ばしているからだ。サムスン電子メモリー事業部のチョン・セウォン副社長は「需要の見通しと在庫を考慮して生産ライン最適化作業を進める計画」と述べた。工程転換などを通じて当初計画していた生産量を市況に合わせて減らすという意味と解釈される。