韓国国防長官「拡声器再開可能な状況に北のサイバー攻撃含む」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.27 13:38
韓民求(ハン・ミング)国防部長官は26日、南北高官接触の共同声明文第3項(「南側は異常な事態が発生しない限り軍事境界線一帯ですべての拡声器放送を8月25日12時に中断する」)に関し、「サイバー攻撃を含めて包括的に非正常的事態を理解しなければいけない」と述べた。
韓長官はこの日、国会国防委員会全体会議に出席し、「北がサイバー攻撃をすれば拡声器放送を再開するのか」というセヌリ党の宋泳勤(ソン・ヨングン)議員の質問に対し、「そのようなことを含めて、多様な類型の北の挑発があり得る」とし、このように答えた。続いて「ある状況を特定して非正常的事態だと話すより、最近のような北の軍事的挑発を基本に、状況が発生した時に適用する必要がある」と説明した。セヌリ党の劉承ミン(ユ・スンミン)議員が「長距離ミサイル発射や核実験をした時も拡声器放送の再開が可能か」と尋ねると、韓長官は「核実験とミサイル実験は軍事的レベルだけでなく政治的にも関連するため、断定的に答えることはできない」と述べた。