米国、「米朝会談延期」発表の1時間前にICBM発射訓練
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.09 09:17
米国が米朝高官級会談の開催を発表した後に大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射訓練をした。今年、南北首脳会談、米朝首脳会談など北朝鮮との大型外交イベントの前後にICBM発射訓練をしてきた米軍当局がまた妙な選択をした。
米空軍によると、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地で6日午後11時(現地時間)、ミニットマン3が試験発射された。このミサイルは米国が現在保有する唯一のICBMで、射程距離が1万3000キロにのぼる。米空軍の関係者は「弾頭を搭載していない。ミサイルの正確性と信頼性を測定するために行った試験発射」と説明した。米西部で発射されたミサイルは太平洋の標的地点に到達したという。米空軍は通常、年に4回ほどこのミサイルの発射訓練をする。1970年代に本格的に実戦配備されたミニットマンを今後20年間に次世代型に全面交換する「地上配備戦略抑止戦力(GBSD)」事業のためだ。